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明日頑張ればお休みーーー!!!
最近イナイレが熱くてそっち語り多くなってるから
久しぶりにべちゃっとジャスティス投下。
・2にてライトとワイリーが和解した直後。
・フラッシュの部屋にやってきたロック。
・くっついてない。っていうか甘くない。
・小話みたいになってるけどSSなんて立派なものじゃない。
・大体そんな感じ。
最近イナイレが熱くてそっち語り多くなってるから
久しぶりにべちゃっとジャスティス投下。
・2にてライトとワイリーが和解した直後。
・フラッシュの部屋にやってきたロック。
・くっついてない。っていうか甘くない。
・小話みたいになってるけどSSなんて立派なものじゃない。
・大体そんな感じ。
「フラッシュは大きいね」
自室に突然やって来た少年型のロボットは、自分の手に触れてそう言い放った。
人間と違う自分達は必ずしも見た目と誕生時期が比例していない。
自分と彼、ロックを見比べれば非常に分かりやすい事実だった。
改めて口に出して確認する事でもない。
パソコンでデータ整理をしていたところを突然邪魔され中断を余儀なくされた。
特に急ぎの作業ではなかったが、苛立ちを覚えるのは自分の性格プログラムのせい。
「突然何を言い出すんだ」
邪魔だ、と手を払いのけて作業を再開する。
拒絶を受けた少年は悪びれもせず小さく笑った。
その様子にまた苛々する。
「思ったことを言っただけだよ」
「そうかよ」
目を合わせないまま言葉を交わす。
ふいに風が通り、少年が離れていったのが分かった。
「手が大きいと便利だよね」
「は?」
「ほら例えばさ、モノを運ぶときとか掴むときとか」
何かと絡んでくる、やや後ろから聞こえる少し高い声が耳障りで思わず舌打ちをする。
気付いていないのか、もしくは気付いていながらも止めないのか、
どちらとも取れるように少年は「僕ももう少し大きくなりたいな」と
言葉を続けた。
「・・・確かに、便利かもしれねぇな」
ふいに立ち上がって少年と目を合わせる。
こちらを見上げている表情からは何の感情も汲み取れない。
ゆっくりと伸ばしたその手で頭部を掴むように触れてもそれは変わらなかった。
「ちょっと出力設定いじって 力を入れてやれば お前の頭も粉々に出来ちまうからな」
からかうように言い放ち、触れている手に力を入れる。
みしっ、という嫌な鈍い音が静かな部屋に響いた。
すると妙に落ち着き払った無表情がゆるんで、次の瞬間
「本当だ」
とふわりとした笑顔で言われた。
あまりに不可解な反応に一瞬たじろぐも、表には出さず手を離す。
「でも君、僕に負けてるよ」
「あーはいはいそうでしたね」
正直喰えない奴だとは分かっていたが
ここまでとは思っていなかった。
先ほどの笑顔を見て芽生えたこの破壊衝動に
気付かなかったことにしなくては。
----------------------------------------------------------------
可愛げのまったくないロックと性格の悪い隊長を書こうと思ったら
なんかよく分からなくなった。
自室に突然やって来た少年型のロボットは、自分の手に触れてそう言い放った。
人間と違う自分達は必ずしも見た目と誕生時期が比例していない。
自分と彼、ロックを見比べれば非常に分かりやすい事実だった。
改めて口に出して確認する事でもない。
パソコンでデータ整理をしていたところを突然邪魔され中断を余儀なくされた。
特に急ぎの作業ではなかったが、苛立ちを覚えるのは自分の性格プログラムのせい。
「突然何を言い出すんだ」
邪魔だ、と手を払いのけて作業を再開する。
拒絶を受けた少年は悪びれもせず小さく笑った。
その様子にまた苛々する。
「思ったことを言っただけだよ」
「そうかよ」
目を合わせないまま言葉を交わす。
ふいに風が通り、少年が離れていったのが分かった。
「手が大きいと便利だよね」
「は?」
「ほら例えばさ、モノを運ぶときとか掴むときとか」
何かと絡んでくる、やや後ろから聞こえる少し高い声が耳障りで思わず舌打ちをする。
気付いていないのか、もしくは気付いていながらも止めないのか、
どちらとも取れるように少年は「僕ももう少し大きくなりたいな」と
言葉を続けた。
「・・・確かに、便利かもしれねぇな」
ふいに立ち上がって少年と目を合わせる。
こちらを見上げている表情からは何の感情も汲み取れない。
ゆっくりと伸ばしたその手で頭部を掴むように触れてもそれは変わらなかった。
「ちょっと出力設定いじって 力を入れてやれば お前の頭も粉々に出来ちまうからな」
からかうように言い放ち、触れている手に力を入れる。
みしっ、という嫌な鈍い音が静かな部屋に響いた。
すると妙に落ち着き払った無表情がゆるんで、次の瞬間
「本当だ」
とふわりとした笑顔で言われた。
あまりに不可解な反応に一瞬たじろぐも、表には出さず手を離す。
「でも君、僕に負けてるよ」
「あーはいはいそうでしたね」
正直喰えない奴だとは分かっていたが
ここまでとは思っていなかった。
先ほどの笑顔を見て芽生えたこの破壊衝動に
気付かなかったことにしなくては。
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可愛げのまったくないロックと性格の悪い隊長を書こうと思ったら
なんかよく分からなくなった。
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